化粧ノリが悪い原因は自分で作っていた!?意外な原因と対処法
「最近なんだか化粧ノリが悪いことが多い……」と悩んではいませんか?
化粧ノリが悪いと、1日中テンションが下がってしまう女性も多いはずです。
朝からハツラツとした笑顔になるために、化粧ノリが悪くなる原因と、改善のための対処法を詳しく探ってみましょう。
化粧ノリが悪くなる原因
≪肌の乾燥≫
肌が乾燥して水分量が少なくなると、肌表面のキメが粗くなり、化粧ノリもおのずと悪くなります。
このような乾燥は顔の洗いすぎや保湿不足など、間違ったスキンケアで引き起こされることがほとんどです。
また、肌のうるおいを保つセラミドやコラーゲンは加齢とともに減少するため、年を重ねるごとに化粧ノリの悪さを感じやすくなります。
≪ターンオーバーの乱れ≫
肌のターンオーバーが乱れて古い角質が残ったままになっていると、皮膚がゴワついて化粧ノリが悪くなります。
ターンオーバーの乱れを招く原因は、睡眠不足、ストレス、タバコ、便秘、偏った食生活など。
女性の場合はホルモンバランスの乱れや冷えも、ターンオーバーに大きく影響します。
≪産毛≫
産毛があると、化粧下地やファンデーションが上手く肌に密着できなくなります。
塗ってもムラができたり、肌がくすんで見えるため、化粧ノリが悪いと感じてしまうのです。
≪間違ったメイク方法≫
化粧下地を使っていない、ファンデーションが多すぎる、もしくは少なすぎるなど、間違った方法でメイクをしている場合も綺麗な仕上がりになりません。
「肌の調子は悪くないのに、なぜか化粧ノリが悪い……」と感じているなら、メイク方法を見直すことも大切です。
≪汚れたスポンジ・パフ≫
メイクに汚れたままのスポンジやパフを使っていませんか?
汚れたスポンジやパフには今まで使用してきたファンデーションが残っているため、厚塗りになったりムラができてしまいます。
雑菌が付着して肌荒れの原因にもなるので、1週間に1~2度は必ず綺麗に洗浄しましょう。
化粧ノリを良くする対処法5選
1.十分に保湿する
化粧ノリを良くするために一番欠かすことができないのが、肌の保湿です。
洗顔後、化粧水を2~3度ハンドプレスで重ね塗りをして水分をしっかり含ませたら、乳液やクリームでそのうるおいを閉じ込めましょう。
時間があるなら、化粧水とコットンを使ったローションパックもおすすめです。
なお、化粧ノリを改善するためには、当日の朝だけでなく前日の夜からしっかり保湿することが大切です。
肌の修復がおこなわれる夜こそ十分に保湿をして、翌朝ぷるぷるの肌を作り出しましょう。
2.蒸しタオルで温める
朝の洗顔後に蒸しタオルで顔を温めると、化粧ノリを改善する効果が期待できます。
これは蒸しタオルによって毛穴が開き、化粧水などの美容成分がより浸透しやすくなるためです。
また、血行が促進されることで、むくみやクマを解消する効果も期待できます。
朝の洗顔→蒸しタオル→スキンケア→化粧の順でおこないましょう。
3.メイクアイテムを正しく使う
たとえ綺麗な肌でも、間違ったメイクをしていると化粧ノリが悪い肌に見えてしまいます。
そこで重要なのが、メイクアイテムを正しく使うことです。
まずファンデーションを塗る前には化粧下地を使いましょう。
化粧下地は肌の表面をなめらかにして、ファンデーションの密着度を高めてくれます。
そしてファンデーションは、厚塗りにならないように気をつけましょう。
特にメイク直しの時は、ファンデーションをたくさん重ねがちです。
しかしファンデーションを重ね塗りすると、かえって毛穴が目立ったりヨレてしまい、”見るからに化粧ノリが悪そうな肌”になってしまいます。
メイク直しの時は浮いた皮脂をティッシュなどで吸い取ってから、ルースパウダーを重ねる程度にしましょう。
正しいメイクをすることで、褒められるような綺麗な肌をキープすることができます。
4.産毛処理をする
産毛を処理すると、ファンデーションの密着度が上がり、化粧ノリが良くなります。
ただし、メイク直前に産毛を剃るのはNGです。
処理後の肌はいつもよりデリケートなため、直後にメイクをすると荒れてしまう可能性があるのです。
化粧ノリを良くしたい日があるなら、2~3日前の夜にやっておきましょう。
カミソリを使う場合は必ずシェービングクリームや乳液を塗り、産毛が生えている流れに沿って剃りましょう。
そして剃った後は肌を冷やし、その後いつもより丁寧な保湿ケアをおこないます。
ただしカミソリでの処理は肌に負担をかけやすいので、多くても2週間に1回程度にしてください。
5.ピーリングをする
古い角質が残って肌がゴワついているなら、ピーリングをおこなってターンオーバーを促しましょう。
ただしピーリングも、当日の朝にやるのはNGです。
ピーリング後の肌も敏感なため、メイクで肌荒れを起こしたり、その日の紫外線ダメージを受けやすくなってしまいます。
また、産毛処理とピーリングは同時にやってはいけません。
どちらも肌に負担をかけるため、同時におこなうとさらに肌を傷めてしまうのです。
そもそもカミソリで産毛を剃れば古い角質もある程度とれるので、改めてピーリングをおこなう必要はありません。
それでも両方やりたい場合は、2週間ほど間を空けてからおこないましょう。
以上、化粧ノリが悪くなる原因と対処法についてお伝えしました。
これらと同時に普段からターンオーバーを整える生活を心がけて、化粧ノリの良い肌をキープしていきましょう。