かゆみを伴う【二の腕のブツブツケア】に必要なこと
二の腕にできてしまうブツブツは、部分的に顔より目立ちはしないものの、好きなファッションがブツブツによって制限されてしまうのはやはり悲しいものですよね。
しかもかゆみを伴う二の腕のブツブツは、放っておくと悪化してしまい改善に時間が掛かる場合もあるので注意が必要です。
今回はかゆみを伴う二の腕のブツブツの原因、ケア方法などを紹介していきます。
「普通のブツブツ」と「かゆみの起こるブツブツ」の違い
最もポピュラーな二の腕のブツブツは「毛孔苔癬」や「毛孔角化症」という皮膚疾患の場合が多く、これらは古い角質が詰まることが原因と考えられています。しかし、詳しいことは実はまだよく分かっていません。
これらの角栓が原因となりできてしまうブツブツは、かゆみを伴わないものなので、かゆみを感じる場合には他の皮膚のトラブルが併発している可能性が高いと考えられます。
かゆみを起こす代表的な原因のひとつは「乾燥」。
肌が乾燥すると皮膚を守っているバリア機能が低下するため、肌が敏感な状態に陥りかゆみを感じてしまうことがあります。
二の腕の内側は比較的水分が保たれやすいので乾燥はしにくいですが、柔らかく敏感な部分のため汗や衣服の摩擦によりかぶれてかゆみを感じてしまうことも。
二の腕の外側は外気に触れ乾燥しやすい部分で、ブツブツもできやすくなっています。
乾燥以外にはダニやノミなどの虫刺されや、ウィルスによる感染症などが原因となる場合もあります。
かゆみのあるブツブツのケア方法
かゆみのあるブツブツをケアするために最も大切なのは、掻かないこと。
かゆい部分を掻き壊してしまうと症状が悪化し、かゆみのある部分が広がってしまったり、かゆみが酷くなり痛みを感じる場合もあります。
かゆみをケアするためには、患部を冷やすと効果的。
濡れたタオルをよく絞り痒い部分にあてる、乾燥が原因の場合には冷蔵庫で冷やした化粧水や乳液などでしっかり冷やすことで、痒みも和らぎ保湿ケアもできるためオススメの方法です。
冷やしてもかゆみが治まらない場合には、かゆみ止め効果のある軟膏などを利用し、
とにかく掻かないよう気をつけましょう。
角質が厚くなることで起こる毛孔性苔癬や毛孔角化症によるブツブツの改善には、尿素が入ったクリームを取り入れるケアも効果的。
ただし症状が改善されてきたら尿素でのケアはやめ、普通の化粧水や乳液での保湿ケアに変えていきましょう。
悪化が酷い時や改善が見られない場合は、ウィルス性の皮膚疾患や感染症の疑いもありますので、なるべく早めに皮膚科で診察を受けてください。
早く直したい二の腕のブツブツ。
掻かないように気をつけながら正しいケアを行って、キレイな二の腕で夏のファッションを思いっきり楽しみましょう!
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