皮脂バランスがカギ!「うなじ&背中」のニキビ対策
顔以外でニキビができやすい部位と言えば「うなじ」や「背中」ですよね。なぜそこにニキビができやすいのか、主な原因とそれに合わせたケア方法をご紹介します。
露出が多くなる季節の前に、ニキビ知らずの美しい「うなじ」と「背中」を目指しましょう!
うなじ・背中ニキビの原因とは?
原因1.「汗や過剰な皮脂」
ニキビの原因菌は、たくさん汗がある場所を好み、皮膚から出る皮脂を餌として増殖します。そのため、汗をかきやすく皮脂腺が多いうなじと背中は、ニキビ菌にとって格好の住処。
特に夏は汗と皮脂量が増えるため、ニキビができる頻度も格段にアップしてしまうでしょう。
原因2.「シャンプーやリンスのすすぎ残し」
うなじや背中は、髪に使用したシャンプーやリンスが流れ着く場所です。すすぎが十分でないと、シャンプーなどの成分が肌に残ることに。
すると肌のバリア機能が乱れ、ニキビができやすい環境となってしまいます。
原因3.「ホルモンバランスの乱れ」
睡眠不足やストレスなどでホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが優位になって皮脂分泌が過剰になります。
上記でも述べた通り、過剰な皮脂はニキビ菌の栄養となるので、ニキビが増える原因となってしまうでしょう。
うなじや背中のニキビケア
≪常に清潔に保つ≫
ニキビケアの基本は、肌を清潔な状態に保つこと。入浴時にはキメの細かい泡で優しく洗い、過剰な皮脂を洗い流しましょう。
しかしこの時に注意をしたいのが、肌への摩擦です。うなじや背中は目が届かないために洗いにくく、ついつい強くこすってしまいがち。
すると肌が傷つき、かえって皮脂バランスが崩れる原因となります。手のひらで撫で洗いをするか、柔らかいタオルを使用して丁寧に洗いましょう。
≪洗う順番を見直そう≫
うなじや背中の洗浄は、リンスもしくはトリートメント後がベストです。そして長い髪はタオルで覆っておくか、高い位置で結っておきましょう。
これならシャンプーなどを肌に残すこともないですし、髪が触れて刺激になることもありません。
≪保湿も忘れずに≫
肌を清潔に保つことは大切ですが、乾燥してしまってはNGです。水分が蒸発しやすくなり、かえって皮脂分泌を増やしてしまいます。
優しく洗った後はニキビ用の化粧水を塗って、保湿をしておきましょう。逆さにしても噴出できるスプレーボトルを使うと、手軽にうなじや背中を潤わせることができます。
内側からもケアしよう
ホルモンバランスの乱れを整えるためには、正しい食生活と睡眠が欠かせません。ビタミンCを多く含んだ野菜中心の食事をとり、毎日早めの就寝を心がけましょう。
結果的にストレスに強い心と体を作り出し、乱れたホルモンバランスを整えることができます。
正しくケアをして、ニキビのない美しいうなじと背中を手に入れてください