美脚の大敵!膝周りにセルライトがつく原因&予防法
膝の周辺は脂肪がつきやすく、そのまま放っておけばデコボコとしたセルライトができてしまいます。膝のセルライトが目立っていると、ショートパンツやスカートも自信を持って履けなくなってしまいます。
スラリとした美脚を手に入れる第一歩として、膝にセルライトができる原因と予防法を詳しく探ってみましょう。
膝の周りにセルライトができる原因
≪むくみ≫
脚はむくみやすいパーツであり、そのむくみがセルライトを作る原因になります。
脚に余分な水分が溜まると、それが脂肪細胞にくっついてボコボコとしたセルライトになってしまうのです。
また、水分が多いとその分冷えて代謝が低下し、さらに脂肪が蓄積しやすくなります。
≪筋肉の衰え≫
運動不足によって脚の筋肉が衰えていると、代謝が落ちて膝上に脂肪が溜まりやすくなります。
セルライトの正体は脂肪細胞に老廃物がくっついたものですから、脂肪がつくほどセルライトもできやすくなります。
≪冷え≫
下半身の冷えも、代謝を低下させて脂肪の蓄積を招きます。
薄着が好きな人、入浴をシャワーで済ませがちな人は、知らないうちにセルライトができやすい体となっているといえるでしょう。
膝のセルライト予防法7選
≪リンパマッサージ≫
リンパの流れに沿って膝周りや太ももをマッサージすると、セルライトの原因である老廃物を効率よく体外に排出できます。お風呂の中やお風呂上がりなど、血行が良くなっているタイミングでおこないましょう。
なお、リンパマッサージは、オイルやマッサージクリームなどを使用して、手のすべりを良くしておこなうのがお勧めです。スリミング効果のあるものを使うと、より効果的です。
~膝上の贅肉やセルライトの予防マッサージ~
1.膝を両手でつつむように持ち、膝上に親指、膝裏に他の指を当てます。
2.親指で膝上の脂肪をもみほぐしてから、太もも側に向かって指先をすべらせます。ほぐした脂肪を、脚のつけ根にまで流すようにすべらせましょう。
3.今度は膝裏を指先でもみほぐします。
4.再び親指を膝上に当て、膝裏に向かって親指をすべらせます。
5.それぞれ念入りに10回ずつ、1日に2~3セットくり返しましょう。
≪ストレッチ≫
膝周りの老廃物を排出するためには、凝り固まった筋肉や脂肪をほぐすことも大切です。
簡単なストレッチを取り入れて、膝周りを柔らかくしておきましょう。
~膝周りを伸ばすストレッチ~
1.マットやベッドの上で正座をします。
2.足を左右に広げて、お尻を床につけます。
3.そのまま上半身を後ろに倒して腕を上げ、床に寝そべります。膝周りが伸びているのを意識すると効果的です。
4.その体勢のまま、深呼吸を1分間くり返しましょう。
≪筋肉トレーニング≫
運動不足を実感しているなら、膝周りの筋肉も衰えている可能性があります。
筋肉トレーニングをおこなって筋肉を刺激し、膝周りをキュッと引き締めましょう。
女性でも簡単にできる筋トレ法を2つご紹介するので、ぜひ試してみてください。
~スクワット~
スクワットは膝周りだけでなく、お尻や太ももの筋肉まで鍛えることができます。
ただし間違ったフォームでおこなうと余計な負荷がかかり、かえって脚が太くなってしまうこともあるので注意してください。
以下のような正しいフォームで、スラリと引き締まった脚を目指しましょう。
1.足を肩幅ぐらいに開き、姿勢を正します。つま先はまっすぐ前に向いた状態にしましょう。
2.膝を前に向けたままゆっくりと曲げて、腰を下ろしていきます。この時、膝がつま先より前に出ないようにしましょう。膝が前に出てしまうと、太ももや膝に余計な負荷がかかってしまいます。お尻を軽く後ろに突き出すイメージでおこなうことがポイントです。
3.太ももと床が平行になったら、2~3秒そのままキープします。
4.ゆっくりと膝を伸ばして、腰を上げていきます。腰を上げた時は、膝が少し曲がった状態を保ちましょう。こうすることで膝に適度な負荷がかかり、シェイプアップ効果が高まります。
5.一連の動作を、10~15回ゆっくりとくり返しましょう。
~椅子に座ったままできる膝周りの筋トレ法~
もう1つ、オフィスの空き時間にもできる筋トレ法をご紹介します。
この方法なら立たずに机の下でできますから、こまめに実践したい人にお勧めです。
1.椅子に腰かけて、姿勢を正します。
2.どちらか一方の足を前にまっすぐ伸ばします。この時、つま先は真上に向けた状態にしておきます。
3.膝周りの筋肉を意識しながら、そのまま8~10秒キープします。
4.ゆっくりと足を下ろして元の体勢に戻ります。
5.一連の動作を、左右それぞれ5~10回ほどくり返しましょう。
≪歩き方≫
実は歩き方1つでも、脚の筋肉やセルライトのつき方が変化します。
最近の若い女性に多いのは、重心が体の前側に傾いた歩き方です。前に傾いて歩いていると、筋肉がバランス良く使われないため、膝上やお尻がたるみやすくなります。
歩く時は体の後側に重心を置いて歩くようにしましょう。
かかとから着地し、つま先で地面を蹴って歩くことを意識すれば、脂肪燃焼効果やヒップアップ効果も高まります。
以上、膝周りのセルライトの原因や改善方法についてご紹介しました。
スッキリとした理想のレッグラインを手に入れるために、ご紹介した方法をぜひ取り入れてみてください。
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