セルライトが原因で腰痛になるってほんと?
一度出来てしまうと、落とすことが難しいことで有名なセルライト。
綺麗になりたい女性の敵として名高いセルライトですが、実は腰痛や肩こりを引き起こす原因にもなるとご存知でしたか?
今回は、セルライトと肩こり・腰痛の関係ついてお話します。
セルライトが出来る原因
セルライトが出来る主な原因は、体の冷えと代謝の低下です。
元々女性は皮下脂肪が付きやすい体質の方が多いので、ある程度の皮下脂肪は殆どの方が持っていると言っても良いでしょう。
しかし、体が冷えてしまうと、体温が上がりにくい部位(二の腕・太もも・腰など)を冷やすまいと身体がどんどんと脂肪を蓄え始めます。
そして、体が冷えていると言うことは体内の血液の循環も悪くなっていると言うこと。
代謝が悪くなると、老廃物がスムーズに排出されなくなってしまい、皮下脂肪の下に老廃物が蓄積して行ってしまいます。
この皮下脂肪と老廃物が合体してしまうことで、セルライトが出来てしまうのです。
セルライトと肩こり・腰痛とのつながり
上記のセルライトの説明を見て、「あれ…?肩こり腰痛も冷えが関係しているような…」と思われた方もいるのではないでしょうか。
実は、肩こりや腰痛の原因にも体の冷えと代謝の低下は大きく関係しています。
肩こりと腰痛は、筋力の低下や筋肉の凝り固まり、骨盤の歪みなど体の機能が低下していたり、正常に機能していない時に発症しやすくなるのが特徴です。
特に骨盤は、お尻や背骨など体幹を支える部分なので、弱ってしまうと背骨で繋がっている首周りの筋肉の負担が大きくなり肩こりを引き起こしてしまいます。
そして、この首と腰を支える大切な骨盤周りこそ、冷えやすく皮下脂肪の蓄積しやすい、セルライトが出来る代表的な部位なのです。
セルライトは、ただ皮下で固まってしまうだけでなく、その部分の血流の流れを悪化させてしまう原因にもなります。
つまり、肩も腰も全身を支える大切なパーツなので、セルライトにより血流が悪くなり冷えやすい体になると、どんどんと負担が重くなり痛みを伴ってしまうという事が言えるでしょう。
また、セルライトは増加しすぎてしまうと神経を圧迫してしまうことがあります。
この場合、痛みだけではなく体の痺れや麻痺の原因にもなるので、早急に対処した方がいいと言えるでしょう。
二の腕セルライトは肩こりの大敵?