老け顔の原因!目の下のクマを改善するには?
忙しい毎日、ついつい寝るのが遅くなったり、なかなか寝付けなかったりといったことは多いもの。
睡眠不足はお肌のターンオーバーを乱し肌荒れの原因にもなりますが、何より真っ先に影響として現れるのが目の下の「クマ」ですね。
今回は、目の下のクマの原因と対策についてお伝えします。
目の下にクマができる原因は?
目の下のクマができる原因にはいくつかありますが、最も多いのが血行不良によるものです。
目元は、顔の中でも皮膚が薄い部分です。
特に目の下の皮膚は厚さ0.6ミリ程度ととても薄く、皮下脂肪などもほとんどありません。
このため、皮膚の下にある毛細血管の色が透けて見えやすいのです。
血流が良い場合は、毛細血管を流れる血液はきれいな赤い色なので、透けて見えても肌色に影響を与えないのですが、血流が悪くなり血液中の酸素が不足した状態になると、血液は暗褐色になります。
これが透けて見えることで、目の下に「クマ」となって現れてしまうのです。
睡眠不足でクマが目立ちやすいのは、疲れが取れず血行が悪くなりやすいためだと言えます。
血流以外にも、メラニン色素の沈着やたるみなどがクマの原因となる場合もあります。
血行不良による目の下のクマの対策は?
目の下のクマの予防・改善には、目の周りを含め、全身の血行を良くすることが大切です。
以下のようなことを心がけましょう。
- ・目元を温める
スチームや蒸しタオルなどで目元を温めて、目の周りの筋肉のコリをほぐし血流を促すのがクマ解消に有効です。 目の疲れの改善にも役立ちますよ。
- ・目を休める
長時間のパソコン作業など、近くのものにピントを合わせ続けることで目元が緊張して血行不良を起こしやすくなります。
小まめに休憩を挟んで遠くを眺めたり、目の体操をして筋肉をほぐすようにしましょう。
- ・入浴や半身浴で血流を良くする
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かる全身浴や半身浴などで全身の血流を促すのもおすすめです。 冷えや肩こりの解消にも役立ちます。
- ・良質な睡眠を心がける
睡眠不足は、目元のクマを目立たせる大きな原因になります。
就寝前は部屋の明かりを暗めにし、スマホやパソコンの画面などの光はなるべく見ないようにして、リラックスして質の良い睡眠をとるよう心がけましょう。
目の下にクマがあると、老けて見えるし疲れた印象になってしまいますよね。
できるだけ目の周りの血流を良くすることを心がけてクマ対策しましょう。