「食べても太らない食べ方」を身につけよう
同じ量を食べていても、「太ってしまう人」と「太らない人」がいます。
なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか。
そのカギを握るのが、食べ方だと考えられています。
ダイエットに成功したい場合、どのような食べ方を身につけるべきなのかご紹介します。
摂取する炭水化物の種類に注意
炭水化物は太りやすい食材だと認識している人は多いです。
ダイエットの成功を考えた場合、「低炭水化物ダイエット」や「炭水化物抜きダイエット」を試みた人もいるでしょう。
炭水化物は体内で分解されると、脳のエネルギーとして欠かせない糖質へと変化します。脳は呼吸や発汗などの体の働きをコントロールする器官であるため、低エネルギー状態に陥ると体の働きが全体的に低下する恐れが出てきます。
エネルギーの供給が十分でないと体がエネルギーの消費をできるだけセーブしようとするため、それだけ痩せにくい体へと変化するリスクが生じます。そのため、極端に炭水化物を控える食べ方には注意が必要です。
炭水化物のなかでもダイエットの際にお勧めしたい食材は、お米です。お米を摂取すると腹持ちが良いだけでなく、パンや小麦を使った麺類などの食品に比べて効率よくエネルギーに変化しやすい面があります。
炭水化物を食べる順番はいつ?
人間の体は、食事を開始すると血糖値が上昇します。
空腹の状態から血糖値が急激に上昇するような食事のとり方を行うと、体内に脂肪をため込みやすい状態となります。そのため、太りたくないと考えるなら、できるだけ穏やかに血糖値を上昇させるような食事のとり方が好ましいです。
たとえば、空腹の状態でごはんや麺類のような炭水化物から食べ始めると血糖値が上昇しやすくなりますが、野菜やキノコ類、フルーツなどから食べ始めると血糖値がゆるやかな状態で上昇します。
「ごはん」「味噌汁」「野菜サラダ」「メインのおかず」といった献立の場合は、「野菜サラダ」→「みそ汁」→「メインのおかず」→「ごはん」という順番で食べましょう。
毎日の食生活が私たちの体や健康を作り上げてくれています。
忙しいと食事内容に気を回せないでしょうが、ダイエットの成功を目指す場合は食べる順番だけでも意識してみましょう。
また、自分一人での管理が難しい場合は、専門スタッフがいるメディカルエステに相談しながらダイエットを進めることをお勧めします。