盲点!二の腕のたるみは猫背が原因?
二の腕のタプタプとしたたるみは、女性の永遠の悩みです。
どれだけ他の部位が痩せても、二の腕はぷにぷにと締まりのないままという方もいらっしゃるでしょう。
そんな二の腕のたるみに、姿勢が関係しているとご存知でしたか?
今回は、二の腕のたるみと猫背の関係についてお話します。
猫背が二の腕のたるみを引き起こす理由
そもそも猫背とは、背骨が前方に丸まり、首が前のめりになっている姿勢のこと。
日本人は細かい作業をする仕事やスマートフォン、パソコンが普及していることで首を下向きにする時間が多いため、猫背の方がとても多いです。
デスクワークや細かい作業をする職業の方は、「背筋を伸ばして座ることが辛い」と言うほど背骨が曲がってしまっている方も少なくありません。
そんな猫背が、どうして二の腕のたるみと関係があるのでしょうか。
猫背の姿勢は、肩甲骨が常に開いた状態になっています。
実は、肩甲骨と二の腕の筋肉は繋がっており、肩甲骨が常に開いていると繋がっている二の腕の筋肉がたるんでしまうのです。
猫背によって肩甲骨が常に開いていると、二の腕の筋肉は常にたるんだ状態になります。
筋肉は使用しないとどんどんと衰退してしまうので脂肪が付きやすくなり、二の腕振袖と言われる太くぶるぶるとした二の腕になってしまうのです。
また猫背になると首が前のめりになるので、背骨ではなく肩などの筋肉で首を支えることになります。
結果肩こりになってしまう方が多く、腕周りの筋肉がどんどんと硬くなってしまい、使われる回数が極端に少ない二の腕はどんどんと脂肪が蓄積されてしまうのです。
引き起こすのは二の腕のたるみだけじゃない?
猫背が引き起こすのは、二の腕のたるみだけではありません。
猫背になると、背骨の曲がりが原因で基本姿勢が前のめりになります。
外見でも分かる体の歪みは体内にも影響を及ぼし、内臓の位置を変化させてしまうのです。
内臓の位置がずれてしまうと、内臓脂肪が付きやすくなり、骨も歪みやすくなり、また機能が正常に機能しなくなる可能性もあります。
猫背の体制に体が慣れてしまうと、猫背に合わせて体を支えようとするようになり、腰に負負担がかかり腰痛を引きついてしまうこともあるそうです。
また、体内機能が正常に働かないとリンパや血流が滞りやすくなり、むくみやすく疲労の溜まりやすい体になってしまいます。
猫背を改善が二の腕痩せに繋がる
猫背の改善法は、ストレッチやエクササイズなど様々な方法があります。
しかし、もともとは正しい位置にある事が正常な猫背は、日頃の姿勢を意識して改善するだけで大幅に真っ直ぐな背筋に戻すことが出来るのです。
年齢が上がるにつれて骨や筋肉は硬くなりやすくなるので注意が必要ですが、無理をし過ぎない程度に、日頃の生活でも背筋を伸ばすようにしてみてください。
肩甲骨が正しい位置に戻ることによって二の腕の筋肉も引っ張られ、少しずつですが筋肉を鍛えることができます。
たるんだ二の腕の改善のためにも、背筋を意識して生活することをお勧めします。