猫背&脚組み厳禁!「お尻のブツブツ」と「姿勢の関係性」
お尻の気になるブツブツは、椅子に座る時の姿勢も関係しています。
猫背や脚組みなどの悪い姿勢がお尻にどのような悪影響を与えるのか、詳しくご紹介します。
ブツブツが治りにくい人、お尻のくすみに悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
姿勢とお尻の関係とは
あなたは椅子に腰かける時、どんな姿勢をとっていますか?
最初はきちんと座っていても、どんどん身体が傾いてきたり、脚を組んでいる人が多いのではないでしょうか。
そんな時、あなたのお尻の肌は悲鳴を上げています。
お尻の左右にかかる負担に違いが出てくるため、より強く肌が圧迫されてしまうのです。
このような肌への刺激は、角質の硬化や乾燥に繋がります。
すると肌環境が悪くなって、ブツブツのできやすい肌となってしまいます。
また、姿勢が悪くなると内臓が圧迫され、血行が悪くなってしまいます。血行不良もまた、肌環境を悪化させるひとつの要因です。
血液によって肌に必要な酸素や栄養素が運ばれず、くすみやニキビを引き起こしてしまうのです。
猫背になっていたり、骨盤を寝かせて座っている人は注意が必要です。
お尻ブツブツのケア方法
角栓が溜まってお尻がザラついている場合は、ピーリングやゴマージュが有効です。余計な角質を取り除いて、つるんとした肌に戻すことができます。その後はしっかり保湿をして、乾燥を防ぐことが大切です。
ピーリングをした後の肌は傷つきやすいので、長時間座る前は避けたほうがベター。
デスクワークを仕事としているなら、休日前にケアしたほうが良いでしょう。
ニキビとなって赤みや炎症をおこしているブツブツの場合は、優しく洗う程度にとどめましょう。
炎症がひどい場合は早めに正しい治療を行うことが大切です。
お尻のブツブツを防ぐ方法
肌のケアが完璧でも、姿勢が悪ければまたブツブツの原因を作ってしまいます。
日頃から姿勢や血行を意識して、綺麗なお尻を維持していきましょう。
≪座る時の姿勢のとり方≫
1.お尻を引き締めながら、椅子に浅めに腰かけます。
2.左右の肩甲骨を中央に引き寄せるように、肩を広げましょう。
3.背筋は上に引っ張られるように、まっすぐ伸ばすイメージでキープできると◎。
4.脚は両ひざをくっつけて、組んだりしないように気をつけましょう。
≪お尻の血行を良くするストレッチ≫
1.床やベッドなどに体操座りになり、右脚だけを伸ばします。
2.左脚のひざの外側に右ひじを当てて、上半身を左方向にねじりましょう。
3.お尻のスジが伸びているのを意識しながら、10秒ほど体勢をキープします。
4.脚を逆にして、右方向にもねじります。
その他には、長時間座っている時は暇を見つけてこまめに立つことも効果的です。それだけでも、お尻や身体全体の血行を促すことができます。
お尻も美肌に保つために、日頃からケアと防止策を取り入れてください。