ニキビ跡の原因について
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ニキビ跡の原因
皮脂が毛穴に詰まり、炎症ニキビ(赤いニキビ)が広範囲に広がると、肌のダメージは毛穴の奥や真皮層まで広がり、細胞壁に傷をつけてしまいます。
傷ついた深部のダメージを修復するために、変性したコラーゲンが生成されます。これが、ニキビ跡の原因になってしまうのです。
このニキビ跡の凹凸には2つのタイプがあります。
- (1) 陥没型皮膚が凹んだように見えるタイプ
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<原因>
皮膚組織の深部が萎縮することによってできる
- (2) 肥厚型しこりのように残って見えるタイプ
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<原因>
過剰な修復作用によりコラーゲンが増殖しすぎることによりできる
- また、ニキビ跡が原因で色素沈着が出る場合があります。
- 色素沈着は、レーザーやピーリングで治療する方法になりますが、なかなか解消する事が難しいため、ニキビ跡を作らないためには早期に適切な処置をして、早めにニキビを改善させることが重要です。
ニキビ跡を作らないために
ニキビ跡を作らないようにするためには、炎症ニキビを長引かせないことです。
炎症ニキビを長引かせないようにするには、ピーリングやイオン導入などで適切にニキビを改善する事が有効です。ピーリングには毛穴を詰まらせないなどニキビ自体を出来にくくする働きもありますが、ターンオーバーが正常化し、肌の免疫力が上がることでアクネ菌の繁殖を抑えることが出来るのです。