女性の自信を無くす、赤いニキビ跡の原因とは
「素肌に自信がない」と語る女性の多くは、肌のブツブツやシミ、そしてニキビ跡をコンプレックスに感じています。
中でも、赤いニキビ跡は既に治っているはずなのにいつまでも赤いままで、ニキビが治っていない人に見えているかもしれないとストレスを感じる人も多いでしょう。
今回は、赤いニキビ跡ができてしまう原因を紹介します。
なぜ?ニキビ跡が赤く残ってしまう原因
ニキビ跡が赤く残ってしまう原因は、大きく分けて2つあります。
一つ目は、ニキビの炎症を直そうとする「創傷治癒」の反応により、ニキビができた部分に毛細血管が増えてしまうことによって起こる赤みです。
ニキビの炎症が深い部分にまで及んでいる場合には、毛細血管の赤みはなかなか消えずターンオーバー周期を乱してしまう原因にもなります。
二つ目は、炎症により血管が傷ついて血液が流れ出てしまったことによる赤み。
この血液は酸素を失うと紫や黒に変色してしまうため、赤みがどんどん黒ずみやシミのように変化し色素沈着を引き起こしてしまうこともあります。
なぜかニキビ跡がシミのようになってしまった、という経験がある方は、おそらくこの酸素を失った血液が原因でしょう。
ニキビ跡を作ってしまう生活習慣とは
あなたが何気なく行っている習慣は、もしかしたらニキビ跡を作る原因になっているかもしれません。
ニキビ跡を作ってしまう生活習慣をいくつか紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
・さわり癖
ニキビや肌荒れを発見すると、ついつい手で触ってしまう人は多いでしょう。
ニキビが治った後のニキビ跡も、通常の状態に比べて肌が敏感で刺激を受けやすくなっているので、手で刺激してしまうことによって跡が治りにくくなります。
女性はメイクやスキンケアをするので肌に触れる機会も多いかと思いますが、ニキビにもニキビの治りかけにもあまり触れないようにして下さい。
・保湿不足、血行不良
肌の保湿を充分に行わないと、肌は水分が不足して正常に機能しません。
水分の不足した肌は再生も遅く、またバリア機能も低下するので完治が遅れてしまいます。
そして、肌の血行が悪い状態は顔全体に栄養が行きわたらなくなるので肌の再生が遅れてしまうのでニキビ跡を治りにくくしてしまいます。
保湿を意識したスキンケアと顔のマッサージで血流を改善し、皮下組織が健康になれる環境を作りましょう。
・喫煙
煙草を吸うと血管が収縮し、全身の血流が悪くなります。
血流が悪くなると栄養分が肌に届かなくなり、新陳代謝の働きも鈍ってしまうのです。
またコラーゲンを生成するビタミンCを大量に消費してしまうので、肌のターンオーバーが乱れてしまい、ニキビ部分の肌が上手く生成されなくなります。
喫煙者の方はできるだけ本数を控えたり、禁煙をするように心がけて下さい。
・肌を擦る
汗を拭う時や洗顔の時、肌をゴシゴシと擦っていませんか。
摩擦は肌表面を傷つけ、バリア機能を破壊してしまいます。
女性の肌はストレスや体調で簡単に左右されてしまうので、肌を擦る癖がある方は改善したほうが肌トラブルを減らすことができますよ。
繊細な女性の肌は、ニキビ跡が残りやすく、また目立ちやすいのが特徴です。
白くまっさらな肌を作るためにも、ニキビ跡を残さない習慣を心掛けましょう!