スキンケアだけじゃダメ!「睡眠」と「毛穴トラブル」の関係性
毛穴の開きや毛穴の詰まりに悩んでいませんか?
もしかしたら睡眠不足が原因になっているかもしれません。睡眠不足がトラブル毛穴を作ってしまう理由と、肌を健康にする睡眠法をご紹介します!
睡眠不足が毛穴トラブルを招く理由
毛穴と睡眠、一見まったく関係なさそうに思えますよね。しかし「睡眠不足はお肌の大敵」と言うように、毛穴にも大きく関わっています。
そもそも毛穴が目立ってしまうのは、肌の弾力が失われている証拠です。肌にハリがあれば毛穴を内側から押し上げて、目立たなくさせてくれます。
しかし睡眠不足によってハリが低下し、毛穴の開きが目立つ肌となってしまっているのです。
さらに睡眠不足は肌の皮脂バランスを崩します。過剰に出る皮脂で、毛穴の詰まりやニキビが発生する恐れもあるでしょう。
つまり「肌に悪い」睡眠不足は、「毛穴にも悪い」ということなのです。
睡眠不足が肌に悪いワケとは
では、なぜ睡眠不足が肌に悪いのでしょうか。その理由には、ホルモンバランスが関係しています。
私たちの肌が美しく輝くためには、肌の新陳代謝が欠かせません。古くなった角質を押し上げ、健康な新しい肌へと生まれ変わる必要があります。
そのためには、睡眠中に多く分泌される成長ホルモンが必要不可欠です。成長ホルモンには細胞の新陳代謝を促す働きがあるため、肌のハリや毛穴にも大きく影響しているのです。
そして成長ホルモンは、美肌に欠かせない女性ホルモンの分泌も促します。つまり睡眠不足になればこれらのホルモンが減って、毛穴が目立つボロボロ肌となってしまうでしょう。
肌を健康にする睡眠法
≪ベストな睡眠時間とは≫
睡眠は大切ですが、いつ寝ても良いというわけではありません。重要なのは、寝るタイミングです。
成長ホルモンが多く分泌されるのは午後10時~午前2時。この時間はゴールデンタイムと呼ばれ、美肌作りの絶好のタイミングです。
早めに就寝し、この時間帯に深い眠りについておきましょう。成長ホルモンが盛んに分泌され、肌や毛穴トラブルの解消に繋がります。
≪寝具の注意点≫
寝る時は寝具にも気を配りましょう。
せっかく早めに寝ても、寝具が清潔でなければ肌もダメージを受けてしまいます。寝具についた菌やほこりで、ニキビやアレルギーを発症してしまう場合も。
そうならないために寝具はこまめに洗い、マットレスや布団は掃除機でほこりやダニを吸い取っておきましょう。
そして寝具の肌触りも重要です。
肌に刺激を与える化学繊維は避けて、綿などの天然繊維を使った寝具を使いましょう。美肌効果のあるシルクの寝具もおすすめです。
たかが睡眠と軽く考えずに、毛穴の目立たない美肌のために見直してみてください。