長時間のスマホはたるみを作る!?顔を老けさせない使用方法
私たちの生活に欠かせないアイテムとなっているスマホ。
しかし、スマホの使用方法や使用時間に問題があると、肌のたるみの原因になることがあります。
意外と無視できないスマホとたるみの関係について、たるみを防ぐための使用方法とあわせてご紹介します。
スマホが肌のたるみを招く理由
≪姿勢が悪くなるため≫
スマホを使うと、顔が下に向いているので自然と猫背になってしまいます。
これが、肌のたるみを招く大きな要因です。
猫背になると重心が前に傾くため、頬や口角に大きな負荷がかかり、下にひっぱられてしまうのです。
≪血行不良になるため≫
猫背になっていたり、スマホを長時間見て動かずにいたりすると、血行不良に陥ります。内臓が圧迫されたり、筋肉を動かさなかったりするために、血液の流れが悪くなってしまうのです。
血行が悪くなると老廃物が溜まりやすくなりますから、結果的に肌のたるみを引き起こしてしまいます。
≪無表情になるため≫
顔の皮膚は、その下にある筋肉=表情筋によって支えられています。しかしスマホを見ている時は、ほとんどの人が無表情になっています。
そのため、表情筋が衰えて肌がたるみやすくなるのです。
≪目の乾燥や疲れを招くため≫
スマホを見ている時は、まばたきの回数が半分以下に減るといわれています。また、画面を集中して見るので、目周りの筋肉が凝り固まってしまいます。
その結果、目の乾燥や疲れによって目周りの血行が悪くなり、まぶたや目尻のたるみを引き起こしてしまうのです。
≪睡眠不足による影響≫
スマホの画面から発せられるブルーライトには、脳を覚醒させる作用があります。
そのため、夜遅くまでスマホを見ていると寝つきが悪くなり、睡眠時間が短くなってしまう恐れがあるのです。
睡眠不足になると肌の新陳代謝まで衰えてしまうため、たるみや肌荒れなどの原因になります。
たるみを防ぐ! スマホの正しい使用方法
スマホを使用していると、上記のような理由から肌のたるみが引き起こされやすくなります。
しかし「スマホを絶対に使用しない」というのは、現代人にとって難しいもの。
そのため、以下のような方法や工夫で、肌への負担をできるだけ減らしていきましょう。
≪スマホを高い位置に上げる≫
スマホを高い位置に持ち上げながら見ることで、猫背や前かがみの姿勢になるのを防ぐことができます。
ポイントは、一度正しい姿勢になり、その目の高さにスマホの画面を持ってくること。
片手を脇に挟み、もう片方の手でスマホを持つと、比較的楽に高い位置をキープできます。
また、長いアームがついたスマホ用スタンドを使う方法もお勧めです。
高さや角度を調節し、良い姿勢で見られる位置にスマホを固定しましょう。
≪こまめに休憩をとる・まばたきをする≫
スマホを使用する時は、こまめに休憩をとりましょう。
目を休ませることで、筋肉疲労を和らげることができます。
また、スマホを見ている時はまばたきが減るので、意識的にまばたきをすることも大切です。
目の乾燥を防ぐことで、眼精疲労と目周りのたるみ対策になります。
≪ブルーライト対策をする≫
ブルーライトは睡眠時間に影響を与えるだけでなく、目の網膜にもダメージを与えます。目に入るブルーライトの量を、できるだけ減らすように工夫しましょう。
ブルーライトをカットするアプリを利用したり、PC用メガネをかけたりする方法がお手軽なのでお勧めです。
≪フェイスエクササイズをする≫
スマホを見ている時は、ついつい無表情になってしまいがち。そんな時こそ意識的にフェイスエクササイズをおこないましょう。
スマホを見ながらでも良いので、口角を思いっきり上げて笑顔になったり、「あいうえお」と大きく口を開いて表情筋を動かしたりすると効果的です。
表情筋を動かすことで顔全体の血行が促され、肌のたるみを防ぐことができます。
≪首や肩周りのストレッチをする≫
スマホを使用している時は、画面を見ている目しか疲れないと思っていませんか?
しかし実は首や肩、背中まで血行不良によって凝り固まってしまいます。
たるみ予防のために、スマホを見終わった後や休憩をとる時は、首や肩周りのストレッチもおこないましょう。
首の場合は、前後左右に倒したり、ぐるっと頭を回したりするのが効果的です。
肩周りは、肩甲骨を意識しながら腕を前後に大きく回しましょう。
時間に余裕があるなら、体全体のストレッチもおこなうと◎
体全体を動かすことで血行がぐんぐん良くなり、たるみの予防や疲労回復につながります。
≪就寝前はスマホを見ない≫
就寝前にスマホを見ると、体内時計が狂って寝つきが悪くなります。寝る2時間前くらいからは、スマホを見ないようにしましょう。
「スマホを布団に持ち込まない」というルールを作るだけでも、睡眠や美容に良い効果をもたらします。
以上、スマホと肌のたるみの関係や、対策方法についてご紹介しました。
私たちにとってスマホは手放せないものです。
だからこそ、肌のたるみを引き寄せない使い方を意識していきましょう。
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