シミを防ぐためにクレンジング方法を見直そう【肌に優しい落とし方】
シミを防ぐ方法というと、紫外線対策や美白ケアばかりに目がいってしまいがちです。
しかしもっと確実にシミを防ぐためには、毎日のクレンジング方法を見直すことが大切です。
間違ったクレンジングをすると肌にどのような影響があるのか、シミを防ぐ正しいクレンジング方法とあわせてご紹介します。
シミを誘発する間違ったクレンジングとは
洗浄力の強いクレンジング料を使っている
メイクをスッキリと落としたいからと、洗浄力の強いクレンジング料を使っていませんか?
そのようなクレンジング料は、肌のうるおいを保つ皮脂やセラミドなどの細胞間脂質まで洗い流し、乾燥を招いてしまいます。
肌が乾燥するとバリア機能が低下するため、紫外線ダメージを受けやすい肌になります。
また、ターンオーバーが乱れて、シミの原因であるメラニンが蓄積しやすくなります。
つまり洗浄力の強いクレンジング料を使用していると、シミができやすくなってしまうのです。
クレンジング中に肌をこすっている
クレンジング料を使ってマッサージをしていたり、肌を強くゴシゴシこすったりしていると、シミを誘発する恐れが高まります。
シミの原因であるメラニンは、肌に加わる刺激によっても増えてしまうのです。
また、クレンジング料の使用量が少ない人も要注意。
気をつけていても肌への摩擦が大きくなり、刺激によるシミを増やす恐れがあります。
メイクを落としきれていない
洗浄力の強いクレンジング料はNGですが、だからといってメイクが残ってしまうクレンジングも良くありません。
落としそこねたメイク汚れは、そのまま放置していると肌の上で酸化し、過酸化脂質になります。それが刺激となり、メラニンが大量に作られてしまうのです。
さらに、クレンジングをせずに寝てしまった場合は、もっと危険です。
シミができやすくなるだけでなく、毛穴に過酸化脂質が詰まってニキビや肌荒れを招いてしまいます。
シミを誘発する間違ったクレンジングとは
間違ったクレンジングによる乾燥、摩擦、メイク残りがシミの原因になります。
では、このような原因を撃退する正しいクレンジング方法を詳しく見ていきましょう。
クレンジング料の種類を見直す
クレンジング料にはオイルタイプ、ジェルタイプ、ミルクタイプ、クリームタイプと、さまざまな種類があります。
なかでもオイルタイプやジェルタイプは洗浄力が比較的強く、連日使っていると肌の乾燥を招くことがあります。できるだけ洗浄力が穏やかなミルクタイプやクリームタイプを使い、肌のうるおいを逃さないようにしましょう。
なお、ふき取りタイプのクレンジングは肌に強い刺激を与えるため、あまりお勧めできません。「どうしても……」というとき以外はできるだけ使わないようにしましょう。
クレンジング料はやや多めに使う
クレンジング料の使用量が少ないと摩擦が大きくなり、肌に要らぬ負担をかけてしまいます。使用する量は、指定の量よりやや多めに使うことがポイントです。
クレンジング料の説明書などに指定がない場合は、500円玉大を目安に使いましょう。
クレンジングに時間をかけすぎない
もともとクレンジング料はメイク汚れを落とすもので、肌にうるおいを与えるものではありません。そのため、クレンジングに時間をかけすぎると、肌のうるおいを保つ皮脂やセラミドなどまで取り除かれてしまいます。
クレンジングで大切なことは、むやみに時間をかけないことです。
もちろんクレンジング中のマッサージも禁物です。
メイクにクレンジング料をなじませる時間は1分以内を心がけましょう。
ポイントメイクは専用リムーバーで落とす
マスカラや口紅などのポイントメイクを通常のクレンジング料で落とそうとすると、どうしても時間がかかってしまいます。また、目元や口元など、デリケートな部分をこする原因にもなります。
そのようなリスクを避けるために、落としにくいポイントメイクはあらかじめ専用リムーバーで落としておきましょう。
ただしリムーバーを使用する場合も、肌をゴシゴシとこすってはいけません。
たとえばマスカラを落とすときは、リムーバーを含ませたコットンを目元に数秒置きます。
マスカラが柔らかくなったところで、コットンを滑らせるように優しく落としましょう。
濃いメイクをした日はダブル洗顔を
メイクが残ると、それが過酸化脂質になり、シミの原因になってしまいます。
だからといってクレンジングに時間をかけるのはお勧めできないので、濃いメイクをした日はダブル洗顔をおこなうようにしましょう。
肌に負担をかけないクレンジング料で手早くメイクを落としたら、しっかりと泡立てた洗顔料で残ったメイクを洗い流しましょう。
このときも肌をこすらず、優しく洗うことが重要です。
仕事などでメイクが必須の女性は、連日クレンジングを繰り返しています。
シミができるリスクを回避するために、正しいクレンジングを毎日の習慣にしていきましょう。
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