食事法から運動まで最適なダイエット法がわかります
肥満遺伝子とは、人の肥満に関係する遺伝子。ヒトの遺伝子は約26,000種類、そのうち肥満に関わる遺伝子(肥満遺伝子)は現在約50種類あることが発見されています。
肥満遺伝子の影響で肥満になる割合は3~7割、また生活習慣で肥満になる割合も3~7割といわれています。つまり、肥満対策には、生まれながらに持っている体質の特性を知る事と、自分の生活習慣や体質にあった食生活やエクササイズを行う事が重要なのです。
肥満遺伝子検査では、日本人の多くが保有する3種類の肥満遺伝子のタイプを検査分類します。その結果をもとに、体のどこに脂肪がつきやすいかということから食事法、運動まで最適なダイエット方法を提案してくれます。遺伝子は生涯変わる事がないので、一生涯のダイエット方法を見つける事が可能なのです。
肥満遺伝子検査の特徴
・太る原因がわかりやすくなります。
・どこに脂肪がつきやすいのかが高い確率でわかります。
・肥満遺伝子は生涯変わる事がないので長期的な健康管理に役立ちます。
・代謝障害が発生しているかどうかがわかります。
・生活習慣の改善に活用する事も可能です。
・どの様な食生活が適しているのか知りたい方にお勧めです。
生活習慣の改善法が
分かる!
どこが太り易いか
分かる!
食事の改善法が
分かる!
りんご型(β3AR)の特徴………………………
お腹周りの内臓脂肪が付きやすい
1日あたりの基礎代謝量が肥満遺伝子を持たない人に比べ、200㎉少ない分、太りやすく、摂取カロリーに気を付ける必要があります。体型はお腹ポッコリの“りんご”に似ている傾向があるため“りんご型”と呼ばれます。
日本人の約34%が保有するといわれ、糖質で太りやすく、お腹周りに内臓脂肪がつくのが特徴です。男性に多く見られます。りんご型はエネルギーを消費する有酸素運動が重要で、日常的に体を動かす事を意識しましょう。
洋ナシ型(UCP1)の特徴……………………
皮下脂肪が付きやすく下半身が太りやすい
1日あたりの基礎代謝量が肥満遺伝子を持たない人に比べ、100㎉少ない分、太りやすく、摂取カロリーに気を付ける必要があります。体型は下半身どっしりの“洋ナシ”に似ている傾向があるため“洋ナシ型”と呼ばれます。
日本人の約25%が保有するといわれ、女性に多く見られます。皮下脂肪がつきやすく脂肪の代謝が苦手なので揚げ物や脂身の多い肉などの脂質を控えるのはもちろん、体温の低下でも脂肪がつきやすくなるので身体を冷やさない様に注意する事です。
有酸素運動でエネルギーを消費するよりも基礎代謝を上げる筋力トレーニングが重要です。
バナナ型(β2AR)の特徴………………………
タンパク質不足で一旦太ると痩せにくい
1日あたりの基礎代謝量が肥満遺伝子を持たない人に比べ、200㎉多い分、太りにくい逆肥満遺伝子といわれています。 しかし筋肉がつきにくく、脂肪をうまく燃焼させる事が出来ない為、一旦太るとなかなか痩せにくい特徴を持っています。
体型は一見細身な“バナナ”に似ている傾向があるため“バナナ型”と呼ばれます。 日本人の約16%が保有するといわれ、タンパク質が不足しがちで、筋肉がつきにくく、太った後痩せにくいのが特徴です。
脂肪も筋肉もつきにくい体質なので筋肉量を増やすために積極的にたんぱく質を摂る事と筋力トレーニングが大変重要です。
検査方法と費用
検査は簡単1分で終了!綿棒で頬の内側の粘膜を採取するだけです。1週間のお食事内容を記入頂ければ、より詳しい検査内容やダイエットに関するアドバイスがもらえます。